ネクスト・ユートピア

人にも地球にも優しい社会を提案します

持続可能な次の社会とは

我々が採用する社会システムは、経済成長を美徳にしている。

 

しかし、この美徳を追求し続けることは、深刻な環境破壊に悩まされる地球に、高い負荷を及ぼす大量生産・大量消費・大量廃棄を増進続けることになるで、永続的な手段ではないことが明らかになってきた。

 

そこで、次に目指すべき社会は、何かである。

それは「腹八分目社会」である。

 

つまり、自身が健康診断で成人病にかかる恐れがある「メタボ」だと指摘されれば、過食の習慣を改めざるをえなくなるように、腹八分目の経済成長で成り立つ社会システムを創造しなければ、地球も人類も長くは続かないということである。

 

しかし、この「腹八分目社会」の創造は、容易なことではない。

 

メタボが社会的問題になっている現在、「簡単に痩せられる」という宣伝文句を打ち出した広告が世間を賑わしている。

 

しかし、この宣伝文句が人びとの強い関心を引くのは、「簡単に痩せられない」という厳しい現実があるからである。

 

ダイエットに成功するには、食べたいものを我慢し、辛い運動に励まなければならない試練が待っている。

その試練に耐え抜き、見違えるような体型を得られたとしても、その持続は困難を極め、リバウンドしてしまう人は少なくない。

 

今の社会システムを改めないまま、「腹八分目社会」を目指せば、そのような苦痛を人民に強いることになる。

 

しかし、すべての人民がその苦痛に耐えうる強い精神力をもっているわけでなない。

 

となると、その社会の目指すところはいかに崇高でも、人民を不幸にするだけである。

よって、その変革は成功する見込みはない。

 

人民を幸福にしつつ、経済のダイエットにも成功するという離れ業を実現するのが容易ではないのは、以上の理由である。 

 

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