ネクスト・ユートピア

人にも地球にも優しい社会を提案します

ユートピア創出のために始めたいこと

地球が成人病になって寿命が縮まらないように、メタボ経済をダイエットし、かつ人民なダイエットの苦しみを味わなくても済む(それどころか、今の社会より幸福度がアップする)社会システムの創造が必要だというのが前回の話である。

 

そんなユートピアが実現できるわけがない、と諦めモードの方が圧倒的だと思うが、環境破壊を加速させる大食いエンジンを積んだ今の社会システムで、豊かな暮らしを向上しつづけられると信じるほうが、きつい言い方になるが「極楽とんぼ」ではないだろうか。

 

今の与党の描く未来は、増税をやめず、それでいながらその見返りを減らし、一億総活躍社会と称し、自己責任でその穴埋めをさせ、一億とされる人民すべてが増える税金を払い続けられるよう、一生過酷な労働を強いる「極楽とんぼ」のユートピアである。

 

しかしそのような社会は、大食い経済を減速させるどころか、さらに加速を強めることになる。

また、人民の幸福度を低めることにもなるので、まったく見当ハズレのものであると言わざるをえない。

 

経済活動は、付加価値を高めるものであるが、地球にとっては価値にならない負荷を高めるものであると認識しなければならない。

地球が膨大な資金を投入しても回復が望めない病状に悪化すれば、紙幣はただの紙屑に落ちるのだ。

 

その行く末に目を向けないようにして、いまの価値観の延長線上にユートピアを描いてまっしぐらに走り続けるのは、暴走でしかない。

 

今は机上の空論でも、時間による熟成を信じ、白紙のキャンバスに戻した上で、そこに突拍子もないアイデアでも描くことから始めるのが、ユートピアに到達できる近道だと思う。

 

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